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歯並びと健康の深い関係
歯並びが悪く、噛み合わせに不具合が生じてしまう状態を不正咬合といい、その原因としてはさまざまなものが考えられます。
遺伝的要因のように避けがたいケースもありますが、それ以外は、あごの発達期や歯の生えそろう、あるいは生え変わる時期からの日常的な配慮、さらには歯科治療のフォローなどによって、ある程度は未然に回避したり、比較的軽度のうちに改善したりできるのも事実。特に幼少期や骨格の発育期における食生活、仕草のくせ姿勢などに関して、周囲が十分に観察・注意を払うことは、とても重要だといえるでしょう。
それでも歯並びが悪くなってしまったら、歯列矯正治療によって歯並びの改善、不正咬合の解消をめざすことになります。
しかし、本人が不自由さを感じず、見た目も気にしないならそのままでもいいのでは?面倒で費用もかかる矯正治療をわざわざ受ける必要があるの?と考える方もいるかもしれません。
確かに、歯列矯正を見た目をよくするための治療とだけ捉えれば、そうした見方もできます。ところが実際、歯列矯正の目的はそればかりではありません。
歯は、栄養摂取=食べることにおいて本来的な機能を果たすとともに、骨格の一部としても連動的な役割の一端を担っています。歯並び、噛み合わせが悪くなることは、歯の持つ機能に支障をきたすと同時に、骨格そのものにゆがみが発生することを意味し、それが全身にさまざまな健康上の問題を引き起こすことがあります。
つまり、歯並びの悪さと不正咬合は、単に外見的な問題にとどまらず、心身の健康全般に悪影響を及ぼす可能性があって、それを防止することも矯正治療の目的の重要な柱といえるのです。
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